
音楽は、人の心に直接的な訴えと感情の変化を起こさせます。
音楽においての共感は“心の響”を意味します。この心の響を通じて音楽は子供や乳児の情緒を発達させます。情緒的に発達した乳児は、自分の感情を適切に調節して色々な感情を表現し、自分自身を高めていくことができるのです。その為、幼児期の情緒の発達は特に重要です。
乳児が音楽を聞くようになれば、一生を通じてそれが反映されます。また、幼い時から自分の感情を対処する方法を習った子供は、他の似たような才能を持ってはいても感情的に未熟な子供に比べて、優れた能力を発揮するようになります。
様々な研究結果によると、音楽を聞いて育った赤ちゃんは、脳内のアルファ波が増えて(脳内にエンドルフィン分泌を促進させ)幸福感に満たされ、不安な心情が無くなります。またアルファ波の増加は学習能力と潜在能力また創造力を増進させるので、音楽を聞いて育った赤ちゃんは右脳機能がより発達した状態を保つようになります。
頭脳は左側と右側に分けられてそれぞれ機能を分担しています。左脳は主に言語を支配して、即ち人の理性を、右脳は人間の自己能力、即ち人の感性を支配します。音楽を聞けば脳活性ホルモンの分泌が増えるようになって脳の活性化を助けます。特に右脳を活性化させます。従って右脳の機能の思考能力と創造能力を伸ばして、豊かな感性をもてるようになります。
音楽療法が胎教から治療に至るまで多様な效果をもたらすという事は、既に科学的に証明されています。
胎教音楽を聞いて育つ赤ちゃんは上記で述べたように、情緒的安定と豊かな感性、及び知的・創造的能力発揮につながります。なので、胎教を行うと「表情が豊か」「好奇心が旺盛」「コミュニケーションがじょうず」に育つ傾向があると言われています。
また、音楽は超低周波から守るという効果もあります。生活空間にある全ての機器からは人体に有害と言われている超低周波数がでています。例えば、空調機、上空を飛ぶジェット機、車の騒音などです。
有害な超低周波数は頭蓋骨をも貫通し、脳に影響を与えるといわれています。これの対策として、音楽などで紛らすことができるのです。これは、脳が同時に多くの情報を処理できない特性を利用したものです。
要するに、音楽を流しておくと、脳は超低周波数を無視する、または超低周波数に影響されにくいということです。
大切な赤ちゃんをこの有害な超低周波数から守りましょう!
また、お母さんや、お母さんの出産時にも音楽は重要な役目を果たします。
妊娠すると、ホルモンの関係で、些細なことが気になってイライラしたり、涙もろくなったりします。これは異常なことではありませんが、本人にとっては落ち込む原因になりかねません。こんな時、ゆったりとした美しい音楽を聴いたりするのは、とてもいい気分転換になります。
昔から「音楽を聴くのは胎教にいい」といわれるのは、赤ちゃんが聴いていい刺激を受けるからというのもあるかもしれませんが、何よりも母親がリラックスして、赤ちゃんに心地よい環境を作ってあげることになるからだといえます。
妊婦の心と身体の状態はそのまま胎児に伝達されるので、 生まれてくる赤ちゃんの為に、妊娠中のお母さんは、リラックスした気持ちで過ごすのがとても重要です。音楽はそれを助けてくれます。そして、それは赤ちゃんの発育に必要なホルモンや栄養を含んだ血液が胎盤に沢山流れて、赤ちゃんをやさしく包みこむからです。
具体的な例としては、妊婦は音楽によってゆっくりと呼吸するようになります。こうした呼吸は出産時の麻酔を補い、分娩を早め(あるいは早くなったと感じさせる)、痛みを軽減します。(シュヴァルツ博士は分娩時に産室で音楽を流しています。)
また、妊婦の過度のストレスはカテコルアミンというストレスホルモンのレベルを上昇させ、このストレスホルモンのおかげで、胎盤血流が減少します。そして、早産がひきおこされることがあります。音楽療法によってこのストレスホルモンを減少させることができます。
また、アメリカの研究では音楽をきかせることによって未熟児のストレスが減少することがわかっています。音楽を聴くことによって、赤ちゃんたちは、より落ち着きをとりもどし、もっとよく眠るようになるのです。そして脈と血圧が正常になり、酸素の摂取量が改善されます。そのために発育が早くなる。結果、音楽を聴かせた未熟児は平均3日早く保育器から出ることになるというレポートもあります。

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