**曲解説 **   by 大友光悦(Producer)


●永遠のひと
 

(作詞:松井五郎 / 作曲:松本俊明 / 編曲:京田誠一)
  en-Rayのデビュー曲がテレサ・テンへのトリビュートという形になったのは、彼女自身がテレサの大ファンだったことから始まっている。中国圏におけるテレサのポジ ションは、日本とは比べものにならないほど大きい。en-Rayの世代であれば、テレサの影響を受けないほうが難しいだろう。
  最近のJ-POPでは、日本語の発音よりもノリやリズムが重視される傾向にあると思う。
逆にen-Rayは中国人であるが故に、きれいな日本語発音を 目指そうとして歌に向かっている。
  作曲はMisiaのEverythingで一世を風靡した松本俊明。クラシカルな美しいメロディがテレサ・テンへのトリビュートを飾ってくれた。

●下弦の月
(作詞:松井五郎 / 作曲・編曲:Jin Nakamura)
  J-POP王道のこの曲はen-Rayにとって歌いやすかったようだ。キー合わせの時に、どんどん上げていっても歌えるので、当初よりもかなり高い キーになってしまった。その甲斐もあって、透明感のある声でレコーディングすることができた。

●別れの予感
(作詞:荒木とよひさ/作曲:三木たかし/編曲:曲世聡(チュー・シーツォン)
  テレサ・テンの黄金期、1987年のヒット曲。テレサのなかでは比較的、ポップス調の楽曲と言える。アレンジは北京在住の売れっ子プロデューサー、曲 世聡(チュー・シーツォン)。
古箏とボサノバという異種格闘技アレンジをまとめあげてくれた。en-Rayの歌もテレサとは、全く異なるウィスパーボイ ス。名曲は、どんなアレンジやアプローチも受け入れてくれる。


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